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急に寒くなりましたね。
各地で初雪の情報もちらほらです。
マハリシ・アーユルヴェーダは、人生そのものを調和と健康に導く生き方の智慧です。
その中でも「行動のラサーヤナ」(行動の指針)というものがあります。
ラサーヤナとは「命のエッセンスを取り入れる」という意味です。
行動のラサーヤナは「幸福になる行動」を推奨します。
なぜなら幸福は生命力を高めるからです。
アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』によると
「心臓とオージャス(至福)を大切にしようと思う者は、特に心が傷つくことを避けるべきである。
そして心臓とオージャスに助けとなる方法を定期的に実践すべきである。」
具体的にいくつか挙げると
- 瞑想を規則的に行う。
 - 怒りが生じないようにする。
 - 非暴力で穏やかであれ。
 - 節度のある行動
 - 清潔
 - 人に惜しみなく施す。
 - 思いやりと慈悲の心をもつ。
 - 規則的な生活をする。
 - 肯定的なものの見方を維持する。
 
ごく当たり前のことを言っているようですが、意図的に行うのが難しいこともあります。
例えば「怒りが生じないように」とか「穏やかであれ」はコントロールが難しいでしょう。
超越瞑想(TM)はストレスを取り去り、自然に怒りが収まり、否定性も減少します。
T Mを取り入れて幸福になる行動を試してみてください。
やっと涼しくなってホッと一息です。
これからは金木犀の季節なので
あの香りをとても楽しみにしています。
さて、最近のTMの研究についてお伝えします。
TM実践者の体内にはTMをしていない人たちには見られない、
複数のメッセンジャーRNAが発見されています。
9種類は炎症抑制遺伝子でした。
つまりTM瞑想を一定期間実施すると、
体内で特殊な遺伝子が芽生えることが判明しました。
このメッセンジャーRNAは瞑想をやっていない人にはほとんど見られません。
瞑想を12年ほど行っている人々の場合比較的多い数のメッセンジャーRNAが発見され、
40年の瞑想者の場合かなり多数のメッセンジャーRNAが発見されました。
さらに瞑想実践者にしかない6つの特殊な遺伝子も発見されました。
それらは免疫制御遺伝子です。
アレルギー体質になりにくいあるいは感染症にかかりにくい、
といった働きをするメッセンジャーRNAです。
さらに大きく有意差があったのは、若返りの遺伝子です。
長年TMを実践している場合、
圧倒的に若返ることがこの論文において検証されています。




