健康

 老化の過程の逆転 

生物学的年齢では、生理学的に何歳かを測定する。TMを五年以上実習している長期間の瞑想実践者のグループは、生理学的には暦年齢よりも十二歳も若いということが、血圧の低下と近点視力および聴覚閾値の改善からわかった。

 

短期間のTM実践者の場合は、生理学的に暦年齢よりも五歳若いことがわかっている。この研究では、食事と運動の影響を統計的に取り除いている。

 

参考文献:1. International Journal of Neuroscience 16 (1982): 53-58. 

2. Journal of Personality and Social Psychology 57 (1989): 950-964. 

3. Journal of Behavioral Medicine (1986): 327-334.

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最高血圧の低下 

TMを実践する被験者は、年齢・性別に関わりなく、最高血圧が、標準値と比べて著しく低い値を示した。 

参考文献:Psychosomatic Medicine,45 (1983):41-46. 

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 不眠症の改善 ー眠りに就くまでに要する時間の変化

不眠症患者は、TMによって眠りに就くのに要する時間を大幅に短縮する。

睡眠サイクルが規則的になってくるという効果は、TMを始めた最初の一年間を通して安定していることから、単なる気休めのものではないことがわかる。この研究の結果は、日常生活の全体的安定化の一面である基本的生理リズムの安定化を反映している。

  

参考文献:D・E・ミスキマン「超越瞑想による不眠症治療」「不眠症治療に見られる超越瞑想の長期効果」アルバータ大学、カナダ、アルバータ州エドモントン 

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徹夜後の回復力の向上 

40時間の断眠実験でも、TMグループは対照グループよりも早く回復した。この回復度合は、代償として見る夢の持続時間で測定した。

 

断眠はたいへんなストレス体験である。代償に夢をみることはストレス解消の一つの形であると考えられている。TMをしている人たちの神経系は、次第に柔軟になるため、ストレス体験があってもその影響はあまり長引かないようになる。

 

このようなストレス体験から迅速に回復する能力は、日常生活だけでなく、軍隊、警察、航空、病院などの仕事においても重要なもの。この研究は、TMには時差ぼけを軽減する効果もあるということを示唆している。

 

参考文献:D・E・ミスキマン「代償的逆説睡眠に見る超越瞑想の効果」アルバータ大学、カナダ、アルバータ州エドモントン 

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病気の発生率の減少 

TMとTMシディプログラムを規則的に実習している米国在住の二千人の人に関して、五年間の医療利用率の統計を調査した結果、入院率全体が標準よりも56%低いことがわかった。

 

TMを実践するグループの入院率は、すべての病気において標準よりも低い値であった。たとえば、心血管疾患の入院率は87%低く、癌では55%、神経系疾患では87%、鼻・咽喉・肺の疾患では73%低いという結果が出ている。 

  

参考文献:1. Psychosomatic Medicine 49 (1987): 493-507.

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医療利用率の減少

TMとTMシディプログラムを規則的に実習している米国在住の二千人の人に関して、五年間の医療利用率の統計を調査した結果、入院率全体が標準よりも56%低いことがわかった。

 

TMを実践するグループの入院率は、すべての病気において標準よりも低い値だった。たとえば、心血管疾患の入院率は87%低く、癌では55%、神経系疾患では87%、鼻・咽喉・肺の疾患では73%低いという結果が出ている。

 

参考文献:1. Psychosomatic Medicine 49 (1987): 493-507. 

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気管支喘息の改善 

 TM開始後、喘息患者グループの94%に、生理学的に測定した気道抵抗が低下するという結果が見られた。患者の55%が医師から症状軽減の報告を受けた。患者自身の報告では74%が症状軽減の報告をしている。 

 

参考文献:R・ホンスバーガー、A・F・ウィルソン「気管支喘息に見られるTM効果」クリニカル・リサーチ 2,No.2(アメリカ、1976年)278

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 喫煙者の減少 

平均20カ月TMをしている1862人を対象とした研究によると、TMの実践にともなって喫煙者が大幅に減少していることが報告された。 

 

この結果の原因を考えてみると、TMが与える深い安らぎが大きく作用しているようである。神経系統全体にわたってリラックスしていくことによって、緊張感が緩和され、心身ともに落ち着き、創造的な方向へと向かっていく。その結果、煙草への依存度が次第に減っていく。

 

参考文献:H・ベンソン、R・K・ワレス「超越瞑想による麻薬乱用の軽減:1862人を対象とした研究」ドラッグ・アビューズ:国際会議議事録、C・J・D・ザラフォネティス編(ペンシルバニア州フィラデルフィア、リー/フェバイガー、1972年)369~376、国際議事録、シリール No.92-1(ワシントンDC、政府出版局、1971年) 

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飲酒者の減少 

 平均20カ月TMをしている1862人を対象とした研究によると、TMの実践にともなって飲酒者が大幅に減少していることが報告された。 

 

 この結果の原因を考えてみると、超越瞑想が与える深い安らぎが大きく作用しているようである。神経系統全体にわたってリラックスしていくことによって、緊張感が緩和され、心身ともに落ち着き、その結果、アルコールへの依存度が次第に減っていく。

 

参考文献:H・ベンソン、R・K・ワレス「超越瞑想による麻薬乱用の軽減:1862人を対象とした研究」ドラッグ・アビューズ:国際会議議事録、C・J・D・ザラフォネティス編(ペンシルバニア州フィラデルフィア、リー/フェバイガー、1972年)369~376、さらに国際議事録、シリール No.92-1(ワシントンDC、政府出版局、1971年)

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薬とアルコール使用量の減少

TMプログラムの実践者を無作為に選んだグループと、対照群の比較を行った。TMを平均十九ヶ月実習した後にすべての薬物の使用量が著しく減少したのに対し、対照群の使用量には同じ期間中変化がなかった。

 

TMの長さと瞑想の規則性は、薬の使用量の減少と正の相関を示した(参考文献1を参照)。TMプログラムによってあらゆる種類の薬の使用が減少することが、二十四の研究により一貫して証明されている(参考文献2および3を参照)。 

  

参考文献 1. International Journal of the Addictions 12 (1977): 729-754.

2. American Journal of Psychiatry 131 (1974): 60-63.

3. International Journal of the Addictions 26 (1991): 293-325.

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寿命の延長 

TMを学んだ年配者たちを、三年間にわたって、他の人格発達のための方法を行った対照群と比較したところ、瞑想者たちの寿命が延びたことがわかった。 

 

参考文献:Journal of Personality and Social Psychology 57 (1989): 950-964.

 

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