行動
仕事の業績の向上
組織の中のすべてのレベルにおいて、TMを行っている人たちは、超越瞑想を行っていない対照群に比べて、大幅な業務成績の伸びを示した。責任の重い地位にある管理職の業務成績の伸びは、それよりも責任の軽い地位にある従業員たちの業務成績の伸びよりも、いっそう大きなものだった。
参考文献:D・R・フルー「超越瞑想と生産性」アカデミー・オブ・マネジメント・ジャーナル17(1974):362-368
職場での人間関係の改善
超越瞑想プログラムを平均十一ヶ月実習している従業員は、対照群の成員と比較して、職場での人間関係に著しい改善を示した。同僚や上司との関係が改善されて業務成績や仕事の満足感が増大し、転職願望が減少した(参考文献1)。
複数の対照群を設けた研究でも、この結果が繰り返し確認され、同様の項目について著しい改善が見られた(参考文献2)。
参考文献:1. Academy of Management Journal 17 (1974): 362-368.
2. Scientific Research on the Transcendental Meditation Program: Collected Papers, Volume 1 (Livingston Manor, NY: MERU Press, 1977), paper 97, 630-638.
仕事に対する満足度の増大
平均11カ月間TMを行っていた42人は、同じ期間TMを行っていなかった人たちよりも、仕事に対する満足度が大きく伸びた。高い地位にある管理職の人たちは、最高度の伸びを示した。
参考文献:Academy of Management Journal, 17(1974):362-368
再犯率の減少
この研究は、カリフォルニア州矯正局から仮釈放を許された凶悪犯罪者のうち、刑務所内でTMを学んだ259人の男性と、注意深く選ばれた対照群とを、仮釈放後の五年間にわたり毎年比較した。
TMを学んだ者は、新たに服役する数が少なく、望ましい仮釈放の結果を示したことがわかった。刑務所内教育、職業訓練、および心理療法では再犯を確実に減らすことはできなかったが、TMは仮釈放後六ヶ月から六年の間再犯を著しく減少させた。
参考文献:1. Journal of Criminal justice 15 (1987): 211-230.
2. Dissertation Abstracts International 43 (1982): 539B.
3. International Journal of Comparative and Applied Criminal Justice 11 (1987): 111-132.
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